なぜ年度は4月始まり?【チコちゃんに叱られる】

テレビ

こんばんは!monです!

今回は【チコちゃんに叱られる】の

2018年4月27日(金)に放送された分の中から

なぜ年度は4月始まり?」を紹介したいと思います。

 

この日に放送された問題は、

 

1.なぜ年度は4月始まり?

2.全員クロールなのにどうして自由形?

3.森のニオイって何の匂い?

 

の3つでした!

 

何で年度は4月始まりなのでしょうか?

 

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【チコちゃんに叱られる】出演者

メインMC チコちゃん(声:木村 祐一)
出演 岡村 隆史
リポーター 塚原 愛 アナウンサー
語り 森田 美由紀 アナウンサー
ゲスト

若槻 千夏

島崎 和歌子

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質問『なぜ年度は4月始まり?』

 

答え

「スクープ!大蔵省のトップがインチキしたから」

 

解説

解説は、東京理科大学理工学部教授 憲法と財政法を研究している 柏崎敏義さん。

 

日本の会計年度が4月始まりなのは、稲作のサイクル?!

一般論として日本の会計年度が4月始まりの理由として日本が農業国だからと信じられてきたみたいです。

 

昔は、税収の大部分をお米に頼っていました。

当時は、春に田植えをして、秋に収穫、収穫したお米を現金化して、3月までに国に納めていました

 

そして4月からはまた田植えが始まるというお米のサイクルに国の会計サイクルを合わせていました。

 

つまり、『稲作のサイクル = 会計サイクル』

 

でも、これは一般論で、本当の理由は違いました。

どんな理由だったのしょう?

 

西暦を採用した当初は、1月始まりだった!

現在の年度は、4月始まりですが西暦が採用された当初は1月始まりだったんです。

 

以前の日本は、太陽暦(グレゴリオ暦)でした。

日本が西暦を採用したのは、1873年(明治6年)でした。

 

当時の国の会計年度は、1月スタート、12月シメ。

年と年度がぴったり同じで、とてもすっきりしていました。

 

その後、1975年(明治8年)から10年間、地租の納期に合わせるという理由で7月始まり、6月終わりに変更になりました。(明治6年7月28日に地租改正法が制定されたため)

 

当時の日本は「富国強兵」のスローガンのもと、列国の戦争に備えて軍事力の強化を行っていました。

 

軍事費がどんどん膨らんでいき。多くの軍艦などを発注したため、とうとう明治17年度、予算的に大ピンチになってしまいました。

 

この状況を何とかしようとしたのが、第6代大蔵卿(明治14年から25年)松方正義。

・日本銀行総説 ・内閣総理大臣(第4代、第6代)

 

松方正義が「自分が大蔵省のトップであるときに赤字はまずい!」と考えました。

 

国の赤字を解消するために、松方が指示した内容が国立公文書館に所蔵されている公文類聚(こうぶんるいしゅう)に記録されています。

 

スクープ!会計年度改定の一部始終が発覚!!

 

赤字を解消するために4月始まりに改定!

今回は、大蔵卿 松方正義役を鶴見辰吾さん、大蔵省職員役を山西惇さんがドラマで再現VTRを演じていました。

 

明治17年6月 大蔵省にて

大蔵卿 「明治17年度の予算は大丈夫なのかね?」

 職員 「大丈夫ではございません!明治17年度に必要なお金が足りません。」

大蔵卿 「私の任期中に赤字はまずいぞ!18年度の予算は?」

 職員 「今のところ、大丈夫な見込みです。」

大蔵卿 「こうなったらいつもの手を使うか?」

 職員 「いつものとは?」

大蔵卿 「明治18年に来る予定の歳入を明治17年に組み入れよう!」

 職員 「おお、赤字が消えました!」

 

番組VTRより

 

このように、次の年の予算を前の年に繰り上げ、赤字ではないように見せたんだそうです。

 

これは、明治政府の常套手段でした。

 

でも、明治17年度は大丈夫だったけど、明治18年度が赤字になってしまいました。

そこで同じく明治19年度の予算も繰り上げました。

 

でも、「このまま、予算を繰り上げ続けるわけにはいかない!」と考えた大蔵卿。

 

なんと松方は、赤字を解消するために、明治18年度のスタートを4月始まりに改定しちゃいました。

 

明治18年度は、3カ月も短くなっちゃいました

期間が短くなると予算が少なくて済むからです。

 

こうやって松方は、明治18年度の赤字を一気に解消しちゃいました。

これで明治政府は赤字とおさらばできました。

 

凄いアイデアですね。

松方が指示した内容が残されています。

「会計年度を改定す」

現行の会計年度、7月1日から6月31日(30日の間違い?)のままで行くと財政上都合が悪い。

したがって明治19年度以降は4月1日から翌年の3月31日に終わるということにする。

明治18年度は7月1日から翌年の3月31日までの9カ月とする。

 

番組VTRより

 

こうして、明治19年度から4月スタート3月終わりに、明治18年度を短く9カ月にしました。

 

インチキっぽく思っちゃいますけど、帳尻合わせでした。

 

当時は、年度に関する明確な法制度がありませんでした。

だから、年度のスタートをいつに決めても、政府にとって問題ありませんでした。

 

財政を安定させるという、大きな目的がありました。

 

また、会計年度に合わせて、学校の入学式も明治19年から4月になりました。

 

桜の季節に入学式が行われるようになったのは松方さんのおかげ。

ということで「大蔵省のトップがインチキ(帳尻合わせ)をしたから」でした。

 

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まとめ

稲作のサイクルが会計のサイクルで年度もそこからって思ってた人も多いと思いますが、本当の理由は全然違いましたね。

1月からの時もあったけど、7月の時もあったんですね。

 

当時の大蔵卿 松方正義赤字を消すため指示していたとは、とても意外でしたね。

でも、そのおかげで4月に入学式となったのは良かったような気もします。

 

7月だと、梅雨時期だし、暑いし、そこが入学式だとしたら嫌ですよね。

 

でも、やっぱり1月に年度も来てくれるほうがシンプルでいいな~って思っちゃいました。

皆さんはどうですか?

 

 

フローレス

 

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